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| 2年制カレッジは、アメリカでは「ピープルズカレッジ」、すなわち「人々のためのカレッジ」と呼ばれ、「コミュニティー・カレッジ」または「ジュニア・カレッジ」という呼び方が一般的です。最近の日本人留学生の間では、「コミカレ」と省略して呼ばれることが多くなりました。
アメリカには現在1173校以上の2年制カレッジがあり、大学に進学する学生の約55%が、2年制カレッジでカレッジライフをスタートしています。2年制カレッジでは、2種類の学位があります。専攻によってアソーシエイト・オブ・アート(Associate
of Arts) または、アソーシエイト・オブ・サイエンス(Associate of Science)の学位が与えられます。
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| 2年制カレッジには、公立と私立の2種類がありますが、その多くが公立です。2年制カレッジに通う学生の年令、人種、目的、経済力は多種多様です。フルタイムの学生と、仕事をしながら通学する学生が同じくらいの割合で通学しています。
4年制ユニバーシティに編入するため、その準備として2年制カレッジで一般教養科目を勉強している人、技術的なクラスを受講して、仕事探しに役立てる人、社会人になってからも興味のある学問を続けたい人、スポーツやアートなど趣味のクラスを受講している人など、大学を卒業した後にキャリア変更のために入学してくる人バラエティーに富んでいます。大学卒でも2年制カレッジというコラムもあるので参考にしてください。
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| 2年制カレッジに入学することの第一の利点は、「費用が安い」ということです。通常、留学生は一般のアメリカ人学生よりもかなり高額の授業料を払わなければなりませんが、それでも4年制ユニバーシティの3分の2から半分のコストで、同様の授業を学ぶことができます。
例えば4年制ユニバーシティのサンフランシスコ・ステートユニバーシティにおける1単位あたりの授業料は282ドル(2003年度)ですが、2年制カレッジである、カレッジ・オブ・サンマテオは、1単位あたり181ドル2004年度)です。
次の利点は、「教えるということに真剣な先生が多い」ということです。リサーチ・ユニバーシティと呼ばれる4年制ユニバーシティでは、世界的に有名な教授陣がいることがよくありますが、これらの教授は、アンダーグラジュエート(学部)の学生を教えることが目的ではなく、学会でいかに新しい研究を発表するか、ということが主目的です。
これらの有名教授が実際、教壇に立ってアンダーグラデュエート(学部)の学生のために一般教養の授業を教えることはなく、その代わりに博士号をとるためにグラデュエートスクール(大学院)に在籍している学生が教鞭をとっています。この大学院生たちをティーチャーズ・アシスタントといい、通常TAと呼ばれています。
有名教授が教鞭をとるのは、専門課程のほんの一部や特別講演の場合となってきます。
一方、2年制カレッジでは、教えることが好きで先生になった先生たちが授業を教えています。もちろん、先生のあたりはずれは、どこの4年制ユニバーシティに行っても、2年制カレッジに行ってもありますが、先生とのコミュニケーション率で言えば、2年制カレッジの方が確実に上でしょう。
もうひとつの利点は、同じ内容の授業が一年に何度も開講されているため、何を専攻にしたいのか、はっきり決まっていない学生が、自分のスケジュールに合わせて色々な授業を受けてみる、ということに適していることです。
2年制カレッジには、ありとあらゆる科目が年に何度も用意されています。専攻を決める前に、興味のある教科のイントロダクションコースを一度受講してみることができます。(一部の専門分野では取れないその専攻の学生以外は履修できない授業もあります。)
4年制ユニバーシティでは、1つの授業が1年に一回しか行われないことが多く、キチンと計画を立てていないと、1年先まで必要な授業が取れない、ということになってしまします。
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日本では、文部省が日本全国の公立学校のカリキュラムを決定しますが、アメリカでは、各州が独自のカリキュラムを決める権利を持っています。2年制カレッジが留学先として優れていることを記述してきましたが、広いアメリカでは州によって2年制カレッジの質が大幅に違うことも頭に入れておきましょう。
大まかな指標としては、公立2年制カレッジから公立4年制ユニバーシティへの編入が、制度として整っている州に、質の高い2年制カレッジが多く存在していると考えることができます。また、留学生が多いというのもアカデミックであるという目安になります。
主に、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州、アリゾナ州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州などが制度の整っている州です。しかし、各州のなかでも、良い2年制カレッジとそうでもない2年制カレッジがあることも覚えておいてください。カリフォルニア州の2年制カレッジやニューヨークの2年制カレッジについては、コラムがありますのでそちらも読んでみてください。
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| 多くの2年制カレッジは、高校中退でも、高校にまったく行っていなくても出願できることをご存知でしょうか?カリフォルニア州の2年制カレッジができた当初の目的にひとつには、なんらかの理由で高校に行っていなくても、中退でも州民に大学教育への道を開く、というものが含まれているのです。ですから、大検をお持ちの方はもちろんのこと、中卒、高校中退の方も2年制カレッジへの留学することができます。(ただし、他州では異なるポリシーを持っているところもありますので、出願時には各2年制カレッジにご確認ください。) |
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| アメリカの2年制カレッジは、日本の短大とはまったく違った性格をもつカレッジであることが、わかっていただけたでしょうか? 2年制カレッジを大学卒業へのひとつのプロセスとして、あなたの好きなことを発見したりするところ、また、英語力を伸ばすところとして是非上手に活用してください。
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