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留学先は、プログラムの充実しているニューヨーク・ユニバーシティ(NYU)と、ロサンゼルスにあるユニバーシティ・オブ・サザン・カリフォルニア(USC)の2校に絞りました。やはり、映画業界の盛んな地域でないと面白くないと思いましたから。大学のアドミッションに確認したところ、NYUはTOEFLを提出しなくてもいい、と言われ、USCはTOEFLの提出は不可欠と言われました。TOEFLのスコアは、どうしても提出できるほどの点数が取れなかったので、ユニバーシティ・オブ・サザンカリフォルニアは、願書の提出をあきらめました。
結局ニューヨーク・ユニバーシティに入学できたのですが、私の英語力で本当によく入ったな、と自分でもビックリしています。他の留学生に聞いてみると、ほとんど全員600点以上のTOEFLスコアを持っているんですよ。私が合格した最大の理由は、私の推薦状にあると思います。
1通目の推薦状は、仕事の関係でよく知っていた、あるオランダの有名大学の学長さんに書いて頂きました。そして2通目は、父の知り合いのアメリカ人大学教授に書いてもらいました。
日本の人だと、英語の推薦状の書き方ってあまり慣れてなくて、説得力のないものになりがちです。2人とも外国人だし、推薦状の書き方を良く知っている大学教授なので、NYUのアドミッションの人も信用したのではないかと思います。同じ外国人でも、英語学校の先生などだと、説得力がないと思います。やはり、敵も大学ですから、大学の教授からのしっかりした推薦状がきいたのだと思います。
それから、私の専攻では、ポートフォリオと呼ばれる作品の提出が義務付けられていました。自作の映画などがあれば一番適していたのでしょうが、私は、大学で映画を勉強していたわけではないので、結局大学のときに卒論で書いた、美術哲学に関する論文を英訳して提出しました。これにもとても力をいれました。1年以上かけて訳し、勤務先のアメリカ人教授に何度もレビューをしてもらいました。このプロセスを丁寧にやったことも、合格した理由だと思います。
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