| 3年前に仕事の関係で、サンフランシスコ郊外のサンタクルーズ市に住むことになり、そこにあったカブリロ・カレッジという公立の2年制カレッジに入学することに決め、「カリナリー」を専攻し、仕事の合間をぬってプロとしての調理やレストラン経営学、食品のパッケージなど、食べ物に関する色々なことを学びました。
英語は仕事で使っており、あまり不自由していなかったので、TOEFLなどは簡単にクリアーできました。カブリロ・カレッジでは、カリナリー専攻の学生が調理を担当、大学の経営するレストランがあり、ここで何時間か料理することもカリキュラムに含まれていたのですが、私は仕事をしながらだったので、なかなかこの時間が作れず、苦労しました。また、同じころにスタートした学生が、どんどん先に進んでいくのに、フルタイムで勉強できない自分は遅れをとってしまい、焦ったこともありました。
勉強はとても楽しく、やりがいがありました。授業で印象できだったのは、実に色々なバックグラウンドの学生がいて、なかでも一番印象的だったのは、パスタ作りの上手な髪の毛が真っ青で、腕に刺青が入ったお兄ちゃんでしょうか。私がパスタの生地と格闘している横で、彼が手際よくサッサとパスタを作るのを見て感動したこともありました。彼は、どうやらイタリアン・レストランで働いていたことがあったようですが、本当に上手でした。
それから、これは失敗談なんですが、テストの時に先生から「Please use all ingredients.」と言われ、私は、この材料をすべて使うのだな、と思い、用意された材料を残さず使ったので、かなりボリュームの多いものができてしまいました。
評価に回ってきた先生は、「全部といっても、用意されたすべての種類の材料が、それぞれ適量入っていればいいだけだったのだけど・・・」と、山盛りになった私のお皿をみて目を丸くしていました。英語は難しいですね。
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